6月20日は、「世界難民の日」だ。現在世界の難民は6千500万人以上。第二次世界大戦以降最大の難民の時代だ。日本でも昨年、約1万人が難民認定申請をしたが、認定されたのは28人だという。

 特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)と、日本に暮らす難民の定住支援を行う公益財団法人アジア福祉教育財団難民事業本部は、「『世界難民の日』特別シンポジウム 世界の難民危機と私たちにできること〜支援現場の最前線から〜」を6月17日、東京で開催する。世界と日本国内両方の難民の現状と支援について考える。支援に携わる国際機関、財団法人、民間企業の担当者の報告とともに、日本在住のミャンマー、ラオス難民のスピーチ、パネルディスカッションが催される。すでに定員は埋まっているが、WVJでは、難民問題について引き続き取り組み、発信していきたいとしている。

今年2月の南スーダン飢饉宣言後からは、緊急食糧支援も募っている。郵便振替00140・4・900664(「緊急食糧援助募金のため」と明記、「特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン」宛)。www.worldvision.jp 担当広報TEL03・5334・5356。

6月11日号で詳細
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